法人カードの気になる点あれこれ

法人カードというのは文字通り法人に対して発行されるクレジットカードのことです。具体的には引き落とされる銀行口座を法人のものにすることができます。法人カード持つことによって、色々なメリットがあります。まず会社の信用が上がります。個人でクレジットカードを取得する際は審査がありますが、法人カードも例外ではなく審査があります。法人の場合は、一定の経営年数が必要だったりとけっこう審査が厳しかったりしますが、わりと簡単に審査が通るカード会社もあります。

それから、法人カードを使うと、プライベートとビジネスでの出費の区別をしっかりとつけられるようになります。プライベートとビジネスの支払いをすべて個人用のクレジットカードで行っていると、それぞれの支払いがゴチャゴチャに混ざり合ってわけが分からなくなります。しかし法人の専用カードがあれば、仕事での支払いは全部それで行えばいいので、混ざりあう心配はなくなります。そうやってビジネスでの出費が明確になれば、ビジネス上のお金の流れが分かりやすくなり、会社の経営に好影響を与えます。

このように、利便性も兼ね備えているのが法人カードの良い点です。その他にも、ポイントが貯まるので、それを使って物に交換したり、マイルと交換したりできます。会社で使う備品や、出張の航空券への交換などもできます。これらは、現金で決済していれば絶対にたまることはありません。したがって、使った方がお得です。しかも、これは前述の通り無料で使えるところもあるため、その場合は絶対に現金で支払った場合に比べて法人カードを利用した方がお得になります。

そんな法人カードで気になる点の中から、ポイントの還元率と、カードの利用限度額についてまとめました。同じようなことが気になっている方は是非ごらんください。

■法人カードのポイント還元率はどれくらいなのか?

法人カードのポイント還元率はどれくらいなのでしょうか。というか、クレジットカードの場合、法人カードであっても個人カードと同じようにポイントは還元され、還元率もあるのでしょうか。この答えはある意味非常に簡単です。カード会社にしてみれば、利用するのが個人であっても法人であっても別に同じく大事な顧客であることに変わりはありません。ですから、法人カードであっても一般的にはポイントがつきます。

一般的には、と断ったのは、個別にクレジットカード会社と交渉ができるような大規模な会社の場合とか、あるいはカード会社が専用のカードを作っていたりして、ポイントが還元されるとか還元率の高さは別に不要だから、その分のメリットを何か別の形で得たいというようなことができるケースもあるからです。例えば年会費を安くしたいとか、同じ年会費であればより限度額の高い、よりステータス性の高いカードを発行して欲しいというようなことです。こういうことは原則的には個別交渉となりますから、あまり一般的ではないのです。

ということで法人カードであってもポイントがつき、その還元率は個人カードと基本的には同じレベルです。これはなかなかに微妙なというか、これまで個人のクレジットカードで会社の経費を立て替え払いしていたような社員にとっては少し残念な状況になるかもしれません。今までは出張の旅費とか接待の飲食費などを個人カードで立て替え払いしていて、その代金を会社に請求していたような社員の場合、クレジットカードのポイントは社員個人につきます。厳密に言えばその分とて本来は会社のものだったのかもしれませんが、現実問題として個人に付いた分まで会社が取り上げるというようなことは困難ですし、ある意味役得といった形で社員個人のものになっていたことが多いでしょう。

出張や接待などの多い社員の場合、ときにはプライベートで使うような金額よりもはるかに多い金額をカード決済するような人もいたかもしれません。そうなると付与されるポイントも結構馬鹿にならないようなものになります。役得というような一言では済まされないような、一部の限られた社員だけが不当に得をしているというように社内の軋轢を生む結果にさえなりかねないのです。
ここで法人カードを導入するとそういうことがなくなります。もちろんそれには法人カードで付与されたポイントは会社全体のために使うことが前提で、経理担当者とか経営者が個人的に使ってしまっては全く同じ軋轢を生んでしまうでしょう。

■法人カードは利用限度額も考慮して選ぶようにする

法人カードを選ぶ時は、できるだけ限度額が高いカードを利用するといいでしょう。限度額が低いとカードを何枚も作らなければいけなくなり、どの支払をどのカードでしたかわからなくなります。限度額が低い場合は限度額を増額する方法もありますが、返済期間中に延滞をしないことが条件となります。

■法人カードの限度額を上げるためには

法人カードも通常のクレジットカードと同様のルールで利用します。つまり、利用をしたい場合には申込みを行い、審査を受けて、その審査によって限度額が設定され、その限度額内であればいつでも借入ができます。ただし個人カードとは異なって加入条件が厳しく設定されており、限度額も最初から大きく設定されことから審査にも時間が掛かりますし、提出する書類も法人または事業を行っているということを証明するものを用意しなければなりません。

法人カードを作る場合は限度額を比較して選ぶことが大事です。限度額が低いカードだと思うような支払ができなくなります。たとえば毎月100万円を法人カードで支払っている場合、限度額が100万円だと、銀行口座から引き落とされるまで、そのカードは使えなくなります。クレジットカードの場合は、銀行口座から引き落とされるまで、1か月から2か月はかかってしまうので、その間は別のカードを使うことになります。別のカードを使うと、会計の時にかなり面倒になってしまいます。

限度額に関しては加入時はその信用力に応じて設定されますが、もともとの法人カードの借入上限はクレジットカード会社によって異なります。一般的には中小企業向けでは300万円から500万円ですが、中には無制限としているところもあります。また個人カードと同様に自動に限度額が上がっていく仕組みもあり、その条件としては返済遅延がなく一定金額以上の利用を継続していることです。

金利に関しても個人カードと同様のものが設定されますが、個人カードでは加入者の収入に応じて限度額が制限される総量規制が適用されますが、法人カードでは適用されないので、事業規模に応じて限度額が設定されることになります。

また自ら限度額を上げる方法としては増額依頼です。増額依頼は、コールセンターやインターネットなどから申込みが出来ますが、条件としては一定期間、利用を続けており、かつ返済遅延がないことが限度額を上げる条件になります。また事業規模に見合った金額までしか上げることができないため注意が必要です。

■法人カードの限度額。アメックスの場合には

クレジットカードではすべてのブランドで法人カードが設定されていますが、アメックスも同様です。アメックスのケースでは限度額は審査により個別に決定されますが、特に上限は設定されていないので事業規模に応じて設定が可能です。ただしあまり限度額を広げすぎると不正使用されたさいの法人への負担が多くなるため現実的には月間の利用料に対して倍程度の金額に設定するのが一般的な限度額といえます。

一方で法人カードでは年会費が必要になります。一般カードであれば個人会員とそれほど変わらず数千円程度ですが、ゴールドカードとなると1万円以上の年会費がかかり、さらにプラチナでは2万円以上になります。これらはクレジットカード会社によって大幅に異なってきますが、そのようなカードの場合には決済の手段のほか保険などが付与されており、また手厚いサービスを受けることができます。アメックスの場合には特に本場がアメリカということもあり、海外に出かけるさいのサービスが充実しています。

■法人カードの限度額。 ダイナースの場合には

法人用のクレジットカードは色々な会社から出ていますが、ハイステイタスなカードとして人気なのがダイナースです。ダイナースの年会費は27000円とちょっと高めですが、しかしその分とても高品質なサービスを提供してくれます。ちなみに年会費は会計上で経費として計上することができます。

ダイナースカードは、利用限度額が一律には決まっていないのが特徴です。それぞれの会員企業の経営状況や利用実績に基づいて限度額が設定されるようになっています。ですから最初は納得のいく利用限度額を設定してもらえない可能性もあります。そんな時は、とにかくコツコツカードを使って支払いも滞りなく済ませ利用実績を積み上げていくことです。そすれば信用が上がってくるので、限度額の増額を願い出てもOKしてもらえる可能性が高まります。

ダイナースカードにはビジネスマンにとって嬉しい特典がいっぱいあります。たとえば、名門ゴルフ場を優待料金で予約できたり、普通では予約するのが難しいような高級料亭を代行予約してくれたりします。ハイクラスな取引先とのビジネス上の交渉や商談などでとても重宝します。また、トラベルサービスも充実していて、電話1本でホテルの宿泊予約や航空券の手配ができます。出張に行くのがとても楽になります。空港でカードを提示すれば、ゆったりくつろげるビジネスラウンジに入室・利用することも可能になります。

■限度額の高い法人カードプラチナカードを持つことでビジネスもしやすくなる

限度額は返済をある一定の期間延滞することなく続けていれば増額もできます。増額には一時的な増額もあるので、担当者に相談してみるといいでしょう。法人カードのプラチナカードを利用すれば、限度額も高いことが多いです。プラチナカードだと限度額が500万円以上のことも多いので、余裕をもって利用できます。

プラチナカードを利用するメリットとしては、ステイタスの高いビジネスカードを持つことで、相手に安心感を与えビジネスがスムーズにおこなえます。プラチナカードは年会費も高額ですが、いろんな優待サービスが受けられるので、年会費以上のメリットがあります。プラチナカードを一枚持つことで、何枚もの法人カードを持たなくてもよくなり経費の管理もしやすくなります。

■プラチナの法人カードでおすすめセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

プラチナ系法人カードを利用してみたい、という個人事業主の方も多いのではありませんか。しかし、そう簡単にプラチナ系の法人カードは利用できそうもありませんよね。しかし、実際にはそんなことはありません。今回紹介する「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」に関しては、審査がそれほど難しくない、といわれているのです。

それでは「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」にどんな特徴があるのかを明らかにしていきますね。

まず、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費はまずまずです。ゴールドカードでの25,000円程度の年会費がしてしまうものがあります。しかし、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は初年度で20,000円。2年目以降も20,000円の設定となっているんです。プラチナカードですが、それほど年会費は高くはありません。

また、プライオリティパスが利用できる魅力もあります。海外出張をする機会が多い、という個人事業主の方も多いでしょう。そんな方におすすめしたいのがセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのプライオリティパスです。600箇所以上の空港でラウンジが利用できるようになるのです。